2023年10月21日

あらら…

あらら…
 
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 レオハルの調理監視団の活動は今も続いているけど、先月からこの二匹の監視委員の体調がすぐれない。ハルの目にできた黒い曇りはクリニックでもらっている二種類の目薬を一日二回さしているので少しづつではあるけれど好転しているが、加えて先月から膀胱炎気味でオシッコがでなくなったり、血尿がでてかかりつけのクリニックに診てもらっていた。

 ハルはクリニックに連れてゆくだけでも大騒ぎ。連れてゆこうとキャリーバッグを出す雰囲気だけでも、すぐに感じ取り姿を消してしまう。まぁ、一時間はでてこない。やっと捕まえても手足を踏ん張ってバッグの中には絶対入ろうとしない。で、ついにはクリニックの先生に教わっていた洗濯ネットを使ってやっと捕獲に成功。

 少し良くなったり、またぶり返したりでそういう状態がひと月ほど続いて、オシッコがでないのは命にかかわるのでカテーテルを入れて2泊3日の入院となった。いまは症状も出ないので安心しているけど目薬の方は相変わらず朝晩の二回さしている。
 

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 ハルの膀胱炎がやっとおさまったころ、レオを抱いたときの体重が急に軽くなった気がしたのでクリニックに連れて行ったところ糖尿病ということが分かった。もう17歳になるので人間でいえば85歳くらいにあたるらしく、そうなると猫も成人病が出てくるみたいだ。

 血糖値を測ったら通常は100くらいが正常なのだけれど、レオは600以上あってそのために水をがぶ飲みしたりしているらしい。血糖値をさげるためにインスリン注射を打つことになった。一日二回朝晩ウチでインスリン注射を打つことになり、やり方を先生に教わってもう半月以上続けている。

 最初は怖かったけれどぼくの方は慣れたのだがカミさんは怖がっている。注射を打とうとして一度レオにしこたま噛みつかれたのでそれ以来尻込みしている。インスリン注射を使い始めて一番注意しないといけないのは、低血糖に陥ることで、ひどい時には気を失ったり命に係わる症状がでることがある。

 注射をしたあとは暫く観察することと、何か症状が出た場合にはブドウ糖を口から飲ませる必要があるのだけれど、幸い今のところそういう症状は出ていない。ハルの目薬にしても、レオの注射にしても日に二回というのは結構大変だけれども、めんどくさいと思ったことはない。考えてみれば自分だって同じようなものだ、しょっちゅう病院にも行くし、薬だってしこたま飲んでいる。病気とうまく付き合ってみんなで頑張ろう、と自分にも言い聞かせている。
 

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*インスリン注射を打つのは最初は怖かったけれど、針は髪の毛ほど細いのでレオがミルクを飲んでいるすきにさっと打つようにしています。レオは長毛種のチンチラなので地肌が見にくいのですが、夏の間に毛玉を切ってまだ地肌が見えている部分が何カ所かあるのでそこに打っています。恐らく注射はこれからもずっと続ける必要があると思うのですが、レオが痛みもなく楽に暮らせるるように手を貸して、天寿を全うできるようにしてあげたいと思っています。
posted by gillman at 20:33| Comment(8) | 猫と暮らせば | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする